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LED安定器のバイパス工事(電源直結工事)ってなに?

2025.02.21

はじめに

皆さんは、現在蛍光灯が2027年末をもって、製造と輸出入が全面的に禁止になることをご存じでしょうか?

「水銀に関する水俣条約」によって、2021年にすでに水銀灯は製造が中止されていて、

蛍光灯も同様に水銀を含むため2027年廃止されるんです!

LED照明への交換は、省エネや長寿命といったメリットはもちろん、蛍光管は落下した際に破片でけがをしたり、デメリットが多かったんですよね。

ひと昔前にくらべると、導入コストもだいぶ安くなってきていますので、多くの家庭やオフィスで導入が進んでいます。ところが、LED照明の設置には、安定器の交換、バイパス工事が必要となる場合があることはご存知でしょうか。この記事では、LED安定器の交換工事について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

1. LED照明と安定器

 そもそもLED照明とは、LED(発光ダイオード)を用いた照明器具のことで、従来の蛍光灯に比べて、消費電力が少なく、寿命が長いのが特徴です。 蛍光灯などの放電管型ランプを点灯させるために、安定器という装置(鉄アレイみたいな四角いやつ)ランプに適切な電圧を供給し、電流を安定させる役割があります。一方で、 LED照明は、蛍光灯とは異なる仕組みで点灯します。最近は、安定器自体が、LED器具の中にすでに内蔵されているため、100Vまたは200V電源で直接電気を送る仕組みになっているんです。そのため、蛍光灯用の安定器は、LED照明には適していないため、交換やバイパス工事(100V電源直結工事)をする必要があるんです。

 

2. LED安定器の種類

LED照明には、主に以下の2種類の安定器があります。

  • 内蔵型安定器 LED照明器具に安定器が内蔵されているタイプです。この場合、安定器の交換は不要です。
  • 外付け型安定器 LED照明器具と安定器が分離しているタイプです。この場合、安定器の交換やバイパス工事が必要となります。

前述のとおり、最近のLED照明はランプ器具自体に安定器が内蔵しているため、

100V電源を直接送り、点灯する仕組みになっていますが、

古い蛍光灯は安定器が外付けのため、LEDランプに交換する際に邪魔になってしまいます。

 

3. LED安定器バイパス工事の方法

LED安定器の交換工事は、以下の手順で行います。

  1. 電灯盤ブレーカーで漏電がないか確認  絶縁抵抗計で、電流の漏電がないか確認します。
  2. 電源を切る 感電の危険があるため、必ず照明器具の電源を切ります。ブレーカーを落とすか、コンセントを抜いてください。
  3. 古い安定器を取り外す 古い安定器に配線をカット。照明器具から取り外します。念のため写真を撮っておくなどして、配線を間違えないように注意してください。
  4. LED照明を取り付ける LED照明を照明器具に取り付けます。
  5. 電源を入れる 電源を入れ、LED照明が正常に点灯するか確認します。

4. LED安定器交換工事の注意点

  • 電気工事士の資格 安定器の交換やバイパス工事は、電気工事士の資格が必要です。素人が工事をすることは法律で禁止されています。
  • 安全対策  高所の場合は安全ベルトを必ず装着し、感電の危険があるため、必ず電源を切ってから作業を行ってください。また、作業用手袋や絶縁抵抗測定で火災が起きないよう十分に配慮しましょう。
  • 配線ミス 配線を間違えると、LED照明が点灯しなかったり、故障の原因となることがあります。配線に自信がない場合は、専門業者に依頼してください。

5. 専門業者への依頼

LED安定器のバイパス工事は、専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者は、適切な知識や技術を持っているので、安全かつ確実な工事を行ってくれます。

6. まとめ

LED照明への交換は、省エネや長寿命といったメリットがありますが、専門性の高い、きわめて慎重に行わなければいけない作業です。安全に工事を行うためには、専門業者に依頼することをおすすめします。

この記事が、LED安定器の交換工事について理解を深める一助となれば幸いです。

当社株式会社パーソナルネクストでは、

施設用LED照明のご提案、交換工事、メンテナンスも含めて

トータルでサポートさせて頂きます。

一度、お気軽にご相談ください。

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