施設用LED照明の工事に必要な資格・許認可について
2025.02.22
工場やスーパー、コンビニ、街灯など今ではすっかりおなじみのLED照明ですが、
施設用LED照明の販売に必要な資格や許認可はあるのでしょうか?
販売するための資格はありませんが、照明に関連する知識や資格があるとお客様へ自信を持って販売することができます。
以下に、施設用LED照明の販売に役立つ可能性のある資格と、その他関連情報をまとめましたのでご紹介させていただきます。
1. 電気工事士
- LED照明の設置や電気工事に関する知識を証明する、国家資格です。
- 特に、施設用LED照明の設置工事を伴う販売を行う場合に役立ちます。
- 第一種電気工事士と第二種電気工事士があり、扱える電気工事の範囲が異なります。
2. 照明コンサルタント
- 一般社団法人照明学会が認定する民間資格です。
- 照明に関する幅広い知識を持ち、照明計画や提案を行う専門家であることを証明します。
- 施設用LED照明の販売において、顧客への提案力向上に役立ちます。
3. 照明士
- 照明学会が認定するさらに高度な専門資格です。
- 照明に関する深い知識と技術を有していることを証明します。
- 大規模な施設や特殊な照明環境における提案に役立つ可能性があります。
4. 産業廃棄物処理業許可
意外と見落としがちなので、注意しましょう。既存の古い照明器具は産業廃棄物として、処理をしなければいけません。
なぜなら、照明器具の中には安定器という水銀、また変圧器にはPCBという高濃度の有害な絶縁油が使用されているためです。
5. 関連知識
その他に、知っておくべき知識として
- 電気に関する知識:電気回路、配線、電気設備の知識
- 照明に関する知識:照明設計、照明器具、LED技術の知識
- 建築に関する知識:建築構造、建築設備の知識
- 消防法などの各種法令に関する知識
などが挙げられます。
6. その他情報
例えば、電気代がどれだけ削減されるか、収支シュミレーショをグラフ化しご提案したり、
照明シュミレーションで、どのように光が照射されて、明るくなるか図面で示したり、
実際の照明器具をお客様に手に取っていただき、イメージしてもらうなどすることで、
より安心して購入していただけるでしょう。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
2025.04.02
蛍光灯の2027年問題とは?早めにLEDに交換する3つのメリットを解説
2025.03.03
店舗をLED照明にしてイメージアップしましょう
2025.02.25