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蛍光灯の2027年問題とは?早めにLEDに交換する3つのメリットを解説

2025.04.02

「実際にどのような作業工程で工事が実施されるか?」

「設備や天井、壁などに傷が付く可能性があるか?」

LED照明に切り替える工事をお考えなら、このような疑問を持っていませんか?

蛍光灯の2027年問題を機に、多くの企業や施設でLED照明への切り替えが加速しています。

本記事では、LED工事の内容や交換工事が必要なケースと不要なケースを整理していきます。工事にかかる費用や注意点も解説するので、LED照明をこれから導入する方はぜひ参考にしてください。

関東地方(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県・茨城県)であれば、パーソナルネクストでLED工事の対応が可能です。補助金申請のサポートにも対応しているため、お気軽にご相談ください。

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LED交換工事の内容[a]

LED交換工事は、下記4つの工程で進められます。

  1. 既存の蛍光灯を外す
  2. 安定器に接続されている配線を外す
  3. 配線をし直す
  4. LED照明を取り付ける

一般的な工事の流れと各ステップの内容について詳しく見ていきましょう。

1.既存の蛍光灯を外す

最初に、現在設置されている蛍光灯や照明器具を取り外します。この際、天井や壁を傷つけないよう丁寧に作業を進めます。

施工業者は作業前に養生(ようじょう)と呼ばれる保護対策を行い、床や周辺の家具、設備などを覆うことが大切です。この作業をすることで、作業中に発生する可能性のある傷や汚れを防ぎます。

専門の工具を使って既存の照明器具を慎重に取り外した後、次の工程に移ります。

2.安定器に接続されている配線を外す

蛍光灯器具の内部には「安定器」と呼ばれる部品が設置されています。この安定器は蛍光灯を安定して点灯させるための機器ですが、LED照明には必要ありません。

安定器をそのままにしてLED照明を取り付けると、故障や火災の原因となる場合があるため、取り外し作業が必要です。

この工程では電気の専門知識が必要となるため、必ず資格を持った電気工事士が担当しなければなりません。

3.配線をし直す

安定器からの配線を外した後は、LED照明に適した配線に変更します。一般的には「バイパス工事」と呼ばれる方法で、安定器を迂回させて配線を直接LEDにつなぐ工事です。

この工程も電気的な知識と経験が必要で、間違った配線をすると漏電や火災の危険があります。

安全な作業をするため、専門家による作業が不可欠です。

4.LED照明を取り付ける

最後に、新しいLED照明を取り付けます。新しいLED照明を接続して固定し、点灯テストで正常動作を確認します。

照明の明るさや色味なども、依頼主の希望に応じて調整することが可能です。取り付け後は周囲の清掃を行い、養生を丁寧に取り外して工事完了です。

LED交換工事は1日あれば完了する場合が多いですが、オフィスや工場など取り付け場所が多い場合は、数日間かかります。

また、特殊な場所や高所での作業が必要な場合は、足場の設置も含めて計画的に進められます。

LED照明に交換工事が必要なケースと不要なケース[b]

LED照明への交換を検討する際、最も気になるのは「工事が必要なのか?」という点ではないでしょうか。

照明の種類によって対応が異なりますので、ケース別に詳しく見ていきましょう。

工事が必要なケース

LED照明の工事が必要なケースは、主に下記2つです。

  • 安定器が設置されている照明
  • 直接配線されている照明

安定器が設置されている照明

蛍光灯器具には「安定器」という部品が内蔵されています。LEDはこの安定器に対応していないため、そのまま使うと、故障や火災の原因になります。

安全にLED化するためには、安定器を取り外すか、バイパス工事が必要です。

一般家庭の蛍光灯はもちろん、オフィスや工場で使用されている天井埋め込み型の蛍光灯や直管蛍光灯も同様です。特に、業務用施設では照明の数が多いため、専門業者による計画的な工事が不可欠です。

直接配線されている照明

配線を触らないと交換できない照明器具は、漏電や火災防止のためプロの電気工事が必須です。このようなタイプの照明には、壁付け照明やシーリングライト(直結配線タイプ)、ダウンライト、スポットライトなどが該当します。

これらの工事も電気工事士の資格を持つ専門家による作業が、法律で義務付けられています。

工事不要のケース

一般家庭の天井照明は、基本的に工事なしで交換できます。

シーリングライトやペンダントライトは、器具をそのまま外して新しいLED照明を取り付けるだけです。一般的な住宅の居間や寝室、ダイニングなどで使われているこのタイプの照明は、専門知識がなくても安全に交換できます。

ただし、高所作業となる場合は十分注意してください。

また、電球タイプの照明も工事不要です。卓上スタンド、フロアライト、デスクライト、ペンダント型の電球タイプ照明などが該当します。

交換の際は、電球形状や明るさ、色温度を確認して、用途に合わせたLED電球を選びましょう。

LED交換工事にかかる工事費用について[c]

LED照明に交換を検討する際、多くの方が気になるのが費用面です。ここでは工事費用の相場と、照明器具を含めた総費用の目安を紹介します。

LED交換工事の費用相場は、1ヶ所につき平均4,000円前後です。この金額は基本的な工事費用で、既存の照明を取り外し、配線工事をしてLED照明を取り付けるまでの作業に対する費用です。

しかし、LED照明器具自体の代金を含めると、1ヶ所あたり7,000円〜8,000円程度が一般的な相場と言えます。照明器具の種類やグレードによって価格は変動し、高機能なLED照明を選ぶと10,000円以上になる場合もあります。

最適な費用で工事を依頼するためには、複数の業者からの相見積もりがおすすめです。3社ほど比較することで、料金体系の違いや相場が把握できるようになります。

LED交換工事をするメリット4つ

LED照明への交換工事には、以下のようなメリットがあります。

  • 電気代を大きく削減できる
  • 超寿命でメンテナンスの手間を減らせる
  • 環境に優しい
  • 快適性が向上する

工事をするかどうか迷っている方は、チェックしてください。

電気代を大きく削減できる[d]

LED照明は従来の蛍光灯と比較して、消費電力が約50%以上少ないため、電気代を大幅に削減できます。例えば、オフィスで40Wの蛍光灯を20WのLED照明に交換すると、同じ明るさでも電力消費が半分になります。

また、近年の電気料金高騰時にもコストを抑えられるのは、メリットです。

特に照明の稼働時間が長い施設ほど節約効果が大きく、24時間稼働する店舗や工場、病院などでは削減金額が大きくなります。

超寿命でメンテナンスの手間を減らせる

LEDの寿命は蛍光灯の約2〜5倍(40,000時間以上)あり、交換頻度が大幅に減少します。一般的な蛍光灯は、2〜3年で交換が必要になるのに対し、LEDは10年近く交換不要な場合もあります。

交換作業の手間やコストが削減されるだけでなく、高所作業などの危険性も減らせる点でおすすめです。特に、交換が難しい場所(高い天井、階段上、水回りなど)の照明では、この長寿命の価値は非常に高いと言えます。

環境に優しい

LEDは蛍光灯に含まれる水銀を使用せず、二酸化炭素排出量も削減できるため、環境負荷が少ない照明です。省エネルギー性能の高さから、地球温暖化対策としても効果的です。

詳細は、下記の記事で解説しています。

>>蛍光灯の2027年問題とは?早めにLEDに交換する3つのメリットを解説

快適性が向上する

LEDはちらつきが少なく目に優しいため、オフィスや学校などでの作業効率が向上します。長時間作業する環境では、目の疲れを軽減する効果もあると言われています。

色温度や明るさの選択肢も豊富で、空間の用途に合わせた最適な照明環境をつくることが可能です。例えば、作業スペースでは集中力を高める昼白色、くつろぎ空間では温かみのある電球色というような使い分けもできます。

また、LEDは紫外線や赤外線の発生も少ないため、虫が寄りにくい特長もあります。食品工場やレストラン、建物の出入口など、虫の侵入が気になる場所に最適です。

LED交換工事をする際の注意点4つ

LED照明への交換工事を検討する際には、次の4つの点に注意することが大切です。

  • 電気工事士の資格を持つ業者に依頼する
  • LEDランプと照明器具の組み合わせを確認する
  • LEDランプの大きさや重さを確認する
  • 補助金や助成金が活用できないか確認する

これらのポイントを押さえることで、安全かつコストパフォーマンスの高いLED照明に切り替えができます。

電気工事士の資格を持つ業者に依頼する

繰り返しになりますが、LED交換工事は、電気工事士の資格が必要です。特に、配線工事を伴うケースでは、電気工事士法により有資格者による施工が義務付けられています。

無資格者による工事は違法であるだけでなく、配線ミスによる事故や火災の原因になる恐れがあります。

また、工事後のトラブルに備えて、業者が提供する工事保証の内容や期間を事前に確認しておくことも重要です。アフターサポートが充実している業者であれば、万が一の際も安心できます。

LEDランプと照明器具の組み合わせを確認する

不適切なLEDランプと照明器具の組み合わせは、発火・火災のリスクがあります。特に、長期間使用した蛍光灯照明器具(8〜10年以上)は、電気部品の劣化が進んでいる場合が少なくありません。

そのため、LEDランプだけを交換するのではなく、器具ごと交換することが望ましいです。安全性を考慮して、安定器を取り外すバイパス工事を行うか、照明器具全体を交換する方が推奨されます。

LEDランプの大きさや重さを確認する[e]

LEDランプは、従来の白熱電球や白熱ボール電球などより重くなります。重量差があるため、既存の照明器具のソケットに負担がかかり、破損の原因になりやすいです。

また、LEDランプのサイズが従来の電球と異なると、既存の照明器具のソケットや器具カバーに物理的に収まらないケースもあります。特に、装飾的なシェードやカバーを使用している照明では注意してください。

補助金や助成金が活用できないか確認する

LED交換工事をする際には、自治体や国が提供する補助金や助成金を活用できる場合があります。補助金・助成金は地域や時期によって内容が異なりますので、最新の情報を確認することが重要です。

特に、事業所では省エネ設備投資として支援制度の対象になる場合があります。業者によっては補助金申請のサポートをしているところもあるため、見積もり依頼時に一緒に相談しましょう。

まとめ:LED交換工事は計画的に進めよう

LED照明に交換する作業は、電気代削減や長寿命化、環境負荷の軽減などのメリットがあるため、積極的に検討すべきです。

照明の種類によって工事が必要な場合と不要な場合があります。工事が必要なときは、安全のため電気工事士の資格を持つ業者に依頼しましょう。2027年には蛍光灯の製造が終了するため、早めの対応がおすすめです。

LED工事をどこに頼めばいいか迷ったら、当社パーソナルネクストにお気軽にご相談ください。資格を持つ専門スタッフが丁寧に対応し、補助金申請のサポートにも対応しています。

関東県内であれば、サポートいたします。

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